株式会社こくぶや

思い切った転職で見つけた自分の居場所。たくさんのチャレンジの機会と素敵な仲間に巡り会えた。

自分の感覚や思いに忠実に生きたいと考えて就職から9ヵ月後に古巣のアルバイト先の会社に転職。信じていた通り、そこにはいつもチャレンジを応援してくれる環境があった。

6年7ヵ月のアルバイト経験のある会社に“復帰”

新卒で入社した食品メーカーを人間関係に悩み1ヶ月で退職した後、カフェやスーパーで働いていたところ、かつて6年7ヵ月アルバイトをしていたスーパー「こくぶや」から正社員の誘いを受けました。

業務スーパーは幼い頃から利用することが多く、高校時代から学生時代を通してアルバイトをしていたこくぶやは、私にとって思い入れの深い会社です。アルバイト時代には、お菓子売り場のレイアウトや品揃えを工夫し、それが売上アップにつながった際には大きなやりがいを感じました。

大学で学んだ栄養学は、食品メーカーでなくとも、日々の生活で活かせる自分の財産だと考え、お世話になった会社への恩返しもしたいという気持ちから、正社員になることを決意。2025年2月から、ワクワクした気持ちでこくぶやの堺菱木店で働き始めました。

初めての売り場づくりのチャンスをもらう

入社後、品出しや商品の補充、売り場づくり、発注業務を担当する中で、以前のアルバイト先と比べて棚が乱雑になっていることに気づきました。誰が見ても気持ちの良い売り場にしたいという思いから、自ら率先して棚の整理を始めると、他のスタッフも自然と協力してくれるようになり、店内は劇的に改善しました。

入社から5ヵ月後、店長から全社的な「タイフェア」の売り場づくりに挑戦しないかと誘われました。アルバイト時代に培った経験を活かし、お店の代表として参加することを決意。しかし、いざ取り組むとアイデアが浮かばず、試行錯誤の連続でした。アルバイト時代の記憶を辿り、パートさんと協力しながら商品を並べ替え、ポップや手作りのタイ国旗で飾り付けるなど、工夫を凝らしました。

その結果、お客様の目を引き、手に取ってもらえるような自信作が完成。コンテストでも入賞することができ、一つの結果を残せたことが嬉しかったです。

“仲良し”から本当のチームワークへ

昔は消極的でしたが、年を重ねるうちに、チャレンジすることの重要性を学びました。現状維持に甘んじず、自分自身も店も成長させていきたいと考えています。

そのために、私はまず、社員同士が本音で意見を言い合える場を作りたいと思っています。現在、堺菱木店には私を含め4人の社員がいますが、皆仲が良い反面、意見をぶつけ合うことがなく、課題解決の妨げになることもあります。

そこで、月に一度、社員で集まってミーティングを開くことにしました。皆、お店を良くしたいという気持ちは持っていますが、それを口に出す人もいれば、胸にしまっておく人もいます。それぞれの個性を認め合い、互いの良い点を引き出しながら、チームとして結束を強めていけば、大きな成果につながると信じています。

私一人で店を変えようとするのではなく、全員で協力して取り組むことで、お客様にとっても、働く仲間にとっても、より魅力的な店にしていきたいです。これからも、このチャレンジを続けていきたいと思っています。

PERSON - こくぶやで活躍する人たち

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