


専門学校卒業後、バンド活動に没頭する中で、衣料量販店の契約社員として働いていました。音楽の道で生きていく夢はあったものの、24歳を迎え、正社員としての道を模索し始めます。しかし、やりたい仕事が見つからず、クーポンマガジンの営業、保育士、イベント企画、書籍販売など、様々な職を転々としました。
多くの経験を積むうちに、自分には「誰かの役に立ちたい」という気持ちが強く、特に「街や地域に貢献する」ことに関心があることに気づきました。昔から興味のあった「食」の分野で、地域の人々の暮らしを支えるスーパーマーケットの仕事に惹かれます。
客としていくつかのスーパーを訪れ、店の雰囲気や通勤のしやすさを考慮した結果、「伸びしろ」を感じたこくぶやへの入社を決意。面接で出会った社長の人柄も、大きな決め手となりました。


2020年に入社した当時、マニュアルの少なさや従業員間のコミュニケーション不足を課題と感じていました。そこで、店舗を横断して課題解決に取り組む委員会の設立を店長に提案。入社1年目にもかかわらず、社長がその日のうちに承認し、自分が初代委員長に就任しました。
活動は当初、初めての取り組みであったことや変化を好まない方もいたりなど難航しましたが、社長が全社的な協力を呼びかけるメッセージを繰り返し発信し、強力に支援したことで状況は好転。委員会は社内に浸透し、貴重な意見交換の場として機能し始めました。
その結果、初年度で委員会制度が定着し、現在では会社の重要な柱にまで成長。委員会での学びや交流を通じて、委員長経験者が店長になるなど、社員の成長にもつながっています。自身の提案が会社の成長に貢献できたことで、大きなやりがいと楽しさを経験できました。それを実感させてくれた会社には感謝しかありません。


2021年、社長から直接、新卒採用の担当を任されました。学生にとってスーパーマーケットが人気の職種ではないことを理解しつつも、地域貢献のやりがいや、自分で仕事を面白くできる当社の社風に魅力を感じていました。
学生一人ひとりの話に耳を傾け、丁寧なコミュニケーションを心がけることで、目標採用者数を達成。自分自身も、人との向き合い方を学ぶ貴重な機会になりました。
入社5年目には、念願だった藤井寺駅前店の店長に就任しました。関西一の店舗を目指し、チームの絆を強め、新しいことに挑戦できる店づくりを目指しています。
入社以来、会社の急成長を間近で見てきて、「自分に合った仕事だけでなく、社員に寄り添ってくれる会社を探すことが大切」だと感じました。こくぶやは、その「伸びしろ」と「社員を大切にする文化」が、自身のキャリアを豊かにしてくれたと感謝しています。
最後に、この記事を読んで少しでも心が動いたのなら、次はあなたが「こくぶや」の新しい物語を創る番です。一緒に、最高のチームを作りましょう。